こんにちは、デザイナー歴約9年のお釜です。
今回は、デザインの引き出しを増やせること間違いなし!の「あしらい」がテーマです。
あしらいとは?
デザインにおける「あしらい」とは、装飾やディティール(細部)のことを言います。
聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、使える場面は、LP、キャンペーンバナー、チラシ、などなど…多岐に渡ります。
あしらいでデザインの質が大きく変わってきますので、ぜひ参考に!
今回は、文字周りにつける装飾の紹介です!
圏点(傍点)
テキストの上(縦書きなら右)に打つ点を、圏点(傍点)と言います。
強調したい部分に付けるのがおすすめです。
下線(アンダーライン)
文字の下に線を引いたものです。
よく見るのは、テキストと同じ長さの線か、強調したい部分にのみ引く、2パターンです。
01直線
02端が丸い直線
03二重線
04波線
05ミシン線
06点線
07斜め線
08斜めカスミ線
09マーカー
10チョーク
ライン挟み
左右や上下に線を引いて文字を挟みます。
上に挙げた下線のように、線のデザインを変えるだけで色んな雰囲気が作れます。
座布団
文字の下に敷いた帯のことを、座布団を呼びます。
強調したい時にはもちろん、背景がごちゃついて読みにくい時、文字を要素ごとに読ませたい時にも使えます。
01長方形
02角丸長方形①
03角丸長方形②
囲み文字
一文字ずつ囲われた文字のことを指しています。
少し独特な雰囲気になるので、使いどころは選んでいきましょう。
01丸囲み文字
02四角囲み文字
フレーム
座布団と少し似ていますが、フレームは複数の要素をまとめるのにも適しています。
ここにはよく使う5種類の形を載せていますが、他にも多種多様なデザインがあるので調べてみてくださいね。
01長方形
02角丸長方形
03丸
04メダル
05ギザギザ
リボン
フレームの1種と言ってもいいかもしれません。
旗のようなデザインや、タペストリーのようなデザインもよく使います。
01リボン
02旗
03タペストリー
吹き出し
図形にしっぽが生えた吹き出しが一般的ですね。
よりシンプルに抜け感を出したい時などは、吹き出しの一部だけを描いたものも使えます。手書き風のデザインにするのも合います。
両側をスラッシュで挟んだバンザイ吹き出しは、サブタイトルなど、少し目立たせたい時におすすめです。
01通常の吹き出し
02一部だけの吹き出し
03バンザイ
集中線
一点に向かっていくつかの線を引いたものを、集中線と呼びます。
よく漫画で使われる集中線ですが、あしらいとしては数本の線のみを使ったシンプルなものであることがほとんどです。
01左右に集中線
02右上に集中線
キラキラ
文字周りに置くのはもちろんですが、文字自体に光った質感を持たせるために、文字の上に重ねて置いたりもします。
以上、「テキスト周りでよく使う装飾デザイン(あしらい)10選!」でした!
いかがでしたでしょうか?
皆さまのデザインのヒントになりましたらうれしいです。